授乳は苦行。振り返るとあんなに幸せだった赤ちゃん時代に、嘘のような感情。生まれたばかりの娘にたっぷりとミルクを飲んでもらいたいという気持ち、触れられると痛いので授乳が恐ろしいという気持ちの二つがせめぎ合いをしながら、本気でそう思っていました。


何が苦行かというと、
  • 頻回授乳による睡眠不足
  • コドモの空腹を満たせているかという不安
  • 慣れない授乳で普段であればあり得ない場所にできる傷による痛み
  • 体内でミルクを生成するための痛み
などとの戦いが、純粋無垢でかわいらしい赤ちゃんを前に、繰り広げられるのです。


今回は、【慣れない授乳で普段であればあり得ない場所にできる傷による痛み】【体内でミルクを生成するための痛み】をいかに早く収めるか、さらに、どのように痛みの発生を防ぐかについて、ご紹介します。


それぞれについて、また、詳細な記事にしたいと思っています。どんどん記事にしていかないと記憶が薄れていってしまうので、まずは簡易版からアップ。そうなんです、どんなに痛くても、記憶は薄れていくんです。ムスコなんて、つい最近だったのに、あんなに痛かったのに振り返ると『なんか、大丈夫だった気がするー』くらい薄れるんです。。。




※お知らせ:
本日投稿分より、楽天から製品の詳細を確認できるものについては、リンク付き画像を掲載いたします。アフェリエイトと言って、ご覧頂いた方が購入された場合、私が楽天ポイントを付与してもらえる仕組みだそうです。該当の画像には★印をつけておこうと思います。『そういうやつ、キライだわ』と言う方はクリックされないようご注意下さい。『ことりの使っている製品、気になる』『クリックするだけでことりが喜ぶなんて!製品のスペック見るついでに、クリックしてやろう』なんていう優しい方、是非、詳細もご覧ください!

製品説明は、愛情・こだわりを持って販売されているお店の方にお任せして、私は商品を使った母の声をお届けしたいと思います。


傷への対処:



✔ ピュアレーン

授乳するまで、この軟膏の存在は知りませんでした。羊毛油、私好みの天然素材100%。

ムネの飲み口の手当てをしたくても、コドモの口に入るし、薬を塗るのも不安だった気持ちを解消してくれました。

チューブから出したばかりだとかなり硬い感じなので、指で体温で温めてから塗るのが良いです。 

においは、羊毛なだけあって、かなり獣臭。『ワイルドだろ~』(byノースリーブのジージャンの芸人さん)ウール100%の服を水につけた時のあの臭いです。

あと、油なので、衣類に染みはつきます。授乳パッドはお忘れなく。(もちろん、おすすめはあの布おむつです!)





✔ 母乳

子供の手当にも使える万能薬が、胸の傷にも効果大なのです。
扱い方はとても簡単です。授乳後に、少し絞ったミルクをクルリっとムネの飲み口に塗るだけです。

母乳は、殺菌作用がある優秀な最も身近なお薬になるのです。

母乳中の免疫に関係する主な物質や細胞成分
・リゾチーム
抗菌・抗炎症作用があります。
『マイナビ子育て:【助産師解説】母乳に含まれる免疫とは?母乳育児の健康面でのメリット』引用


✔ ラップ

授乳パッドに直接触れず、摩擦を押えるので痛みを軽減できます。また、ピュアレーンや母乳を浸透させるのにも役立ちます。ただし、扱い方に注意が必要です!
母乳には栄養分が多いため、雑菌が繁殖しやすくので注意。
赤ちゃんの口に触れさせない。外し忘れなどしないよう注意。
乳腺を塞いでしまうため、母乳を詰まらせてしまうことがないよう注意。


✔ その他の注意点(消毒は不要)

赤ちゃんが飲むものなので消毒をしたくなるけれども、消毒によって皮膚が弱くなるのでこれは不要です。

我が家では消毒もタオルで拭うこともしていなかったです。それでも、赤ちゃんはお腹の調子悪くしたり、湿疹が出たりということはありませんでした。 常在細菌や母乳の殺菌能力でが清潔が保たれます。

最近、感染症の流行により、各所で手指の消毒を求められますよね。その時に手が荒れる方いらっしゃいませんか? 消毒により手指の皮膚のバリアが破られてしまうため、荒れるのを考えると、よりデリケートなムネの飲み口の消毒の必要性については判断できるかと思います。


ちょっと長くなってしまったので【体内でミルクを生成するための痛み】は、次回の記事にてご紹介いたします。


ある時を境に痛みがなくなると、授乳はムスメやムスコのリラックスして必死で抱きついてくる姿を間近でのんびりと眺められる100%癒しの時間に変りました。"苦行”と”癒し”相反するもの。いや、”苦行”の先に”癒し”が待っている”のでしょうか。

いいえ、不要な痛みさえなければ、授乳は、子育てのモチベーションを引き上げてくれる大切な100%”癒し”に違いないと思うのです。昨晩も寝ぼけながらの授乳に勤しむ。。。ムスコと寝ぼけながらの癒しの時間で、ぁあ、寝不足。母の皆さん、幸せな寝不足、お疲れ様です!

日々の暮らしにwonderを!

ことり

゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜
にほんブログ村(ムスメ&ムスコバナー)と人気ブログランキング(おむつに埋もれるムスコバナー)のランキングに子育て・乳児・布おむつのカテゴリで参加しています。

下のイラストを1日1回クリックして応援いただけると上位に表示され、より多くの方に読んで頂ける機会が増えるためうれしいです。

クリック後、ブログ村やブログランキングそれぞれのリンクにとびます。ブログ村内の一覧のことりのページをクリック頂くか、ブラウザの“戻る”ボタンで記事をお楽しみください。

ふたつのバナー、クリックいただくのお手数と思います。そんな中、両方でクリックいただけると、人の目に触れる機会が増え、とてもうれしいです。ありがとうございます!
゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜

にほんブログ村 子育てブログ 布おむつ育児へ

Continue reading
って、新生児の一日ではありませんww
以前、お話していた別ブログ、ようやく立ち上げました!

タイトルからは、ちょっと想像しにくいですが、わが家の”食”ブログです。タイトルについては、以下のブログ内の”はじめまして、ことりです”の記事をご覧ください。

子育てとは別カテゴリの内容になるので、別ブログを立ち上げ、食に関する情報交換の場にしていきたいなとは考えています。子育てを通じ食を見直したり、食をコドモと楽しんだり・・・ということがあるので、子育てブログと食ブログはクロスして運営していくことになるのかなと思っています。

コドモと生活していくと、より気になる食。食べ物がカラダを作っていく・・・というのをコドモを通じて目の前で見ている感覚です。

  • 自然な食事
  • 楽しい食事
  • 昔ながらのおいしい食事
  • 旬の食材
  • 無添加
  • 無農薬
  • 時短料理
  • おいしくするコツ
  • 調理器具
  • 食育
  • 腸内環境
なんていうキーワードが少しでも心に響いたら、読者登録をしていただき、コメント欄で交流をさせていただけるとうれしいです。

ブログ村でフォローいただくか、ブラウザのお気に入りに登録いただき定期的にご覧いただけますとうれしいです
食べて眠っておならしておしまい - にほんブログ村

私自身は、ランキングサイトの献立ブログをヒントに夕飯を考えたりもします。自分だけで考えていると、好きな食材を使いがちで偏るので、ヒントに助けられています。

そして、最近、更新頻度がグッと下がっているインスタグラムでも、おもしろい食材をアップされている方とコメントのやり取りをさせていただいたり、飯テロのような投稿を見て、夕飯の献立のヒントにしたりしています。(最近、気になっているのは、インスタグラムでフォローしてくださった方の投稿にあった”重ね煮”。作ったら、『食』ブログの”一汁三菜記事”にアップしたいと思います。

ちなみに、最近のムスコとの散歩は、ベビーカー&抱っこひもで、もっぱら近所のスーパーへの食材の買い出しが定番コースです。帰りに公園でのんびり。穏やかな気候って素晴らしい。

朝寝中に家事を済ませ、時間があれば、ネットなどを見ながら献立検討、ムスコが起きたら、即散歩へGoです。スーパーで食材を見て、せっかく事前に決めてた献立がひっくり返ることも少なくないです。そんな時は、帰りの公園で、急いでレシピを検索!隣で野原の草を食べようとするムスコとの攻防戦。。。

*↓↓コチラから、サイトのつくりについて書いています。ご興味が無い方はすっ飛ばしてお読みください。↓↓
ところで、以前、こちらのサイトを引っ越しする時にも、ブログのテンプレート選びや、テンプレートを触るのを楽しみました。テンプレートを作っている方達ってすごいな・・・。

このブログのお気に入りの点:


追っかけてくるメニューバー
単純にどんな仕組みになってるんだろと気になっていました。

メガメニュー
親ばかフィルターを通じたムスメとムスコの姿をイラストで残したいと始めたブログ。イラストが大きく表示できるメガメニューがあるテンプレを選びました。

気になるけど直し方が分からない点:


トップページのイラストからのリンク先
なんかイラストの置き場所に飛ぶんですが。。。記事に飛んで欲しい。

CATEGORIESのNumberの表示
なに、この段々畑みたいなやつ。。。

そんなわけで、今回の”食”ブログについても、色々試してみたかったことをやってみました。『どれどれ、見てやってもいいぞー』という方、是非、アクセスしてみてください。

”食”ブログで試してみた点:


スクロールしないメインビジュアル
どうかな?実際、立体的に見えてるのかしら??

右メニューのタブ
ごちゃごちゃ表示がないのが好み。いずれかは、ArchiveやPopular Postとかも消しちゃおうかな。でも、ここをクリックするって気づいてもらえるかな?

”食”ブログで気になるけど直し方が分からない点:


クルクルイラスト
子育てブログのアップの通知や、インスタグラムの投稿をイラストを何枚かクルクルと表示させる機能は付いているみたいなんだけど。。。動かない。


こちらの方面に明るい方いらっしゃったら、『こんな風にするとできるよー』とか『このサイト見てみたら??』とかコメントをお待ちしています!

『ことりの食ブログ:食べて眠っておならしておしまい』メインビジュアル:


ところで、この記事に載せている画像を”食”ブログのメインビジュアルに使っています。
ちなみに、子育てブログなので、こちらには書いてもいいかな。この“サラダっぽいの”は、わが家のムスメが作った“春のひと皿”です。おいしそうですか??

チューリップの花びらの皿に、緑鮮やかなクローバーに、カタバミやオオイヌフグリの色合い豊かなお花を添えて、ステキなひと皿ができました。私の分も作ってくれたので二皿分。なんとかわいいのだろうと、写真を撮らせてもらいました。

ここに載せる了承をもらっていないので、後日、許可をもらわないといけないですね。


次にブログを立ち上げるとしたら、春で色々な植物が芽吹いているので、ガーデニングブログでしょうか。どんどん、書きたいことがたまっている暮らしブログでしょうか。また、新しいもの準備できましたら、ご紹介させてください。


ちなみに、”食”ブログのきっかけは”子育て”でしたので、”子育て”中の皆様にもお越しいただきたい意図があり、ランキングサイトでは、現状”子育て”のカテゴリに身を寄せさせて頂いておりますが、近い内に、食関連のカテゴリのみに表示とさせていただく予定をしております。

また、引っ越し前の旧”コドモとコトリとやさしい暮らし”は、ランキングサイトから失礼させていただきます。引き続き、当ブログで皆様と交流させていただけますこと楽しみにさせていただきます。


日々の暮らしにwonderを!

ことり

゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜
にほんブログ村(ムスメ&ムスコバナー)と人気ブログランキング(おむつに埋もれるムスコバナー)のランキングに子育て・乳児・布おむつのカテゴリで参加しています。

下のイラストを1日1回クリックして応援いただけると上位に表示され、より多くの方に読んで頂ける機会が増えるためうれしいです。

クリック後、ブログ村やブログランキングそれぞれのリンクにとびます。ブログ村内の一覧のことりのページをクリック頂くか、ブラウザの“戻る”ボタンで記事をお楽しみください。

ふたつのバナー、クリックいただくのお手数と思います。そんな中、両方でクリックいただけると、人の目に触れる機会が増え、とてもうれしいです。ありがとうございます!
゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜

にほんブログ村 子育てブログ 布おむつ育児へ

Continue reading
赤ちゃんの食事って、なんで離乳食っていうんですかね。"離れる"なんて言うと、なんかしんみりして、寂しくなっちゃうじゃないですか。

せっかくの成長なんだから、『歯で食べる食事デビュー』とか、『液体以外の栄養デビュー』とかいえば、華々しい感じがして未来がある赤ちゃんにふさわしい。


離乳食の進め方:


わが家では、離乳食は、極力お腹に負担をかけずに、色んな風味を楽しんでもらうことを大事にして進めていきました。

色んな進め方があり、どれが正しいとか、どれが合っているとか、各家庭の考えがあると思うので、そこについては、言及せずに、おいしいところを書き連ねたいとおもいます。

ムスメもムスコも、食品のタンパク質の含有量等を調べながら順に離乳食を進めていきました。 

炭水化物は、重湯からスタートしてキャッサバ粉、葛湯など同じ食べ物が重ならないように進めました。
野菜などは、アクが強いものは初期は避け旬のものを一緒に楽しみました。
豆腐、魚や肉などのタンパク質は、腸が育つまでは慌てずゆっくりコドモの様子を見ながらのんびり進めました。

腸が未成熟の間は、"リーキーガット"といって、ザルの目が粗いような状態なのだそうです。その状態では、アレルゲンとなるタンパク質は腸から血液に"リーク(漏れ出す)"するのですね。

そして、離乳といっても、授乳はコドモが欲しがるだけ。全然、"離"乳ではありませんでした。食事も授乳もコドモの様子を見て体調、機嫌、便の様子を見ながら進めました。離乳食は、授乳をやめるためのものとは考えていません。授乳をやめる時期は、コドモのカラダが一番良くわかっているのではないかと考えていました。

離乳食は色んな味の学習であり、家族と食卓を囲む楽しい時間であって欲しいと思っています。食事は、大切!

ムスコの初めの一口:


ムスコの離乳食はちょっといいお米でスタート。何かの巡りで手に入った山田錦の酒米。飯米と違いかなり甘みの強いお米です。

もろいので浸水の必要もなく、すぐにおかゆが作れるという点でかなり離乳食に向きです。 娘の離乳食開始時も、米はタンパクの含有量の少ない水晶米からスタートしました。その点でも、磨かれている酒米は離乳食向けだったかなと思ってます。

酒屋さんからは、飯米とは違うのでパエリアとかにすると美味しいよと聞いていました。でんぷん質が多く、もっちりととろみがあり、離乳食としても最適だったことを酒屋さんにも伝えたい! 

今回の酒米はファーストクラスなどでも出される九平次のもの。コロナの影響で残ってしまう酒米を応援しようという意図で購入したもの。出産でバタバタしてしまい、なかなか使えていなかった酒米を離乳食に使うのはどうかと思い使ってみたら、とても楽しい思い出に残る離乳食になりました。

いかん、これではただの酒好きのメモみたいですね。肝心のムスコの反応は。。。

最初の一口は、スプーンが口に当たるとうれしそうに、パクっとして、あまりの喜びに『にやぁ』っと笑う。そして、コントのように食べたものが、笑顔の口から喜びとともに溢れ出す。食べ物であることが良く分からなかったのか、はたまた、食べ方が分からなかったのか。ただ、うっかり笑ってしまったのか。

とにかく、かわいい(←親バカ発動中)の一言。ひたすら、かわいい。


ムスコよ、ようこそ、家族の食卓へ!
これから、たくさんのおいしいものを食べて、健やかなカラダを一緒に作りましょう!!


日々の暮らしにwonderを!

ことり

゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜
にほんブログ村(ムスメ&ムスコバナー)と人気ブログランキング(おむつに埋もれるムスコバナー)のランキングに子育て・乳児・布おむつのカテゴリで参加しています。

下のイラストを1日1回クリックして応援いただけると上位に表示され、より多くの方に読んで頂ける機会が増えるためうれしいです。

クリック後、ブログ村やブログランキングそれぞれのリンクにとびます。ブログ村内の一覧のことりのページをクリック頂くか、ブラウザの“戻る”ボタンで記事をお楽しみください。

ふたつのバナー、クリックいただくのお手数と思います。そんな中、両方でクリックいただけると、人の目に触れる機会が増え、とてもうれしいです。ありがとうございます!
゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜

にほんブログ村 子育てブログ 布おむつ育児へ

Continue reading

酒好きの私が見たら、『こどもびいるのことか?!』と勘違いするタイトル。いいえ、違います。

わが家のムスメとムスコがこの世で初めて口にした飲み物は、飲み物であって飲み物ではない。今日は、ムスメとムスコと私の、授乳のおはなし。


コドモにとっての授乳

”飲み物であって飲み物ではない”。これは二人のコドモとのやり取りの中で感じたことです。

哺乳類の親子だけに与えられる飲み物。 喉を潤す飲み物、万能な栄養を与える食べ物、不思議な薬、心の安定剤、そして、腕の中や布団の中でぴったりと与えられるぬくもり。母乳はわが家のコドモたちに色々なものを与えてくれました。


私にとっての授乳

コドモにばかり意味があるものではなく、それは、親の私にも大切な意味があると感じています。幸せや安らぎを感じたり、コドモの不調を察知したり、時には『私、授乳中でできないから、お米といでくださーい(→夫へ)』と、ゆっくり座って赤ちゃんと二人で過ごすための言い訳を与えてくれたり。

生後間もない赤ちゃんのお世話の種類は、本当にわずか。ひたすらに、抱っこと授乳とおむつ替えだけをして一日を過ごす。 でも、人間の基本になる大切なお世話。

生き物って、よくできているなぁと思えるのは、産後のズタボロの体でも、できる範囲のお世話しか最初は要求されない。

そして、それらのお世話を通じて、コドモと私の関係は、少しずつ親子の関係に育っていったといった感覚です。


授乳ってどこで教えてくれるの?教えといてよー。

初産であるムスメの時は、母親学級などで、授乳の方法などは教わっていました。 ですが、授乳が軌道に乗るまでの経緯なんかは全く教えてもらっていません。 

産後に、授乳にまつわる痛みに苦しめられて初めて、『聞いてないよー』とダチョウ倶楽部のようなセリフが頭の中を駆け巡ったのです。

頻回授乳による痛み。催乳反射による痛み。変な姿勢での授乳による傷による痛み。そして、恐怖の乳腺炎。慣れないとせっかくの幸せな授乳タイムはとてたちまち拷問の時間に塗り替えられる。

個人的な意見ですが、授乳の際の抱っこの仕方なんてどうせ生まれてきて本物の赤ちゃんと対峙しなければ分からないもの(脊椎が柔らかくぐねぐね、突然起きる、そして突然寝るなど動きはイレギュラー)なので、痛みの種類や、対処法について教えておいてくれた方がありがたかったと個人的には思う。

催乳反射のように、その痛みがあっても、授乳がスムーズにいっているようなものであれば痛くても幸せを感じられるかもしれない。逆に、無理な体勢の授乳のように、我慢を繰り返すことで、不要な痛みが増すケースもある。 ただでさえ、寝不足やホルモンバランスの崩れでストレスの多い出産直後。 痛みなどはできるだけ少ないほうがいいに決まっている。


ムスメとムスコ、そして私の授乳ストーリー

と、ここまで書くと、痛みについてのインパクトが強すぎ、授乳が恐ろしいもののように感じられる書き方になってしまいました。ですが、実際には、授乳時は、子供のやわらかい温もりが感じられ、ほっぺがふくふく動くのを目の前で見ることができ、甘えてくれる子供は最高に可愛く、一番幸せな時間であったと思います。

授乳の痛みの乗り越え方や、素敵な授乳の方法、授乳の工夫などについては追々お話ししたいと思います。ここでは、幸せな最初の授乳について続けて書きたいと思います。

とてもプライベートな内容ですが、日記が苦手な自分の記録のために。そして、このブログを読んでくださっている方が、ご自分の赤ちゃんとの”初めて”を思い出して、ほっこりしていただけたらと思い、残させていただきます。よろしければ、是非、コメントでほっこりを共有させていただけるとうれしいです。

*以前の記事にも少し書かせていただきましたが、事情があり、ムスメとムスコはそれぞれ別の場所で出産しております。それに、よって条件に若干の違いがあります。


初乳との遭遇(ムスメの場合):

出産直後、私は分娩台の上に横たわり、ムスメが一通り健康状態を確認されるのを待ちました。確認が終わると、助産師さんが、私に腕を伸ばすように言い、腕枕の状態でムスメを抱きました。目の前で見る顔。目が妖精みたいで本当にかわいい。『母乳飲ませてあげてくださいねー』と言われ、特に疑問もなく『はい』って言ったけど、説明してもらったのは、【赤ちゃんの口の位置と私の”ムネの飲み口*1”の位置を真正面で合わせること】のみ。

*1. ちょっと文字にするのが気恥ずかしく。。。名称は・・・察してください。頻繁に出てくるようであれば、呼び方考えます。

出産ハイになっている私にツッコミたい。『はい、とか言ってるけど、授乳したことないじゃん。もっとちゃんと確認したほうがいいよ。』

我々は、【ムスメ=飲むの初心者、私=飲ませるの初心者】の新人コンビ。その二人が、初めての授乳をスタート。しかし、本能って素晴らしい。最初にリードを取ったのは、なんとムスメ!首も据わっていない頭を、私の腕の中でフンフン振りながら、かわいい口をパクパクさせながら、自力で”ムネの飲み口”に接近し、私のほんの少しのサポートで飲み始めたのです。

正確に言うと、最初の一口でミルクが出ていたかどうかは今となると不明です。
ですが、生まれたてのムスメが『飲めた!』、生みたての私が『飲んでくれた!!』と思えたことに意義があるのです。

初乳は、ムスメと私、壮絶な出産を乗り越えた二人にやってきた安らぎの時間でした。

初乳との遭遇(ムスコの場合):

畳の部屋のビーズクッションにもたれかかる私のお腹に”ホイっ”と下ろされるムスコ。腹這いの状態で首をもたげながら、胸の方に向かってよじ登ってくる。ムスメの出産後に、初乳の大切さを”これでもか”と言うほど助産師さんから聞いていた私は、『まずは、初乳飲ませてあげなくちゃ・・・』とそればかり考えていた気がします。

そんな、私を横目に、ムスコはムネには目もくれず通過。肩までよじ登ってきます。私が、『初乳、初乳』とつぶやいているのを見かねた夫が、肩から、ひょいっとムスコを抱き上げ、ムネに下ろそうとします。(また、出産の話で書きたいですが、これは、ムスコの意思を無視した行動として、我々夫婦は、ムスメに注意を受けます。)ですが、再びよじ登る。そして、ミルクを探す気配もない。

最終的に、ムスコは、助産婦さんに、私の体の横から、ムネに頭からお腹までを覆いかぶさるような姿勢で乗せられ、初乳を味わうこととなりました。

”ウォータークーラー飲み”。。。その時の、ムスコと私の姿を思い浮かべると、そんな名称が頭をよぎります。ムスメ・ムスコの飲む様々な姿を見て、他にもいろんな名称が浮かんだものです。


初乳についても、やはり、事前の母親学級では全く教えてもらっていませんでした。そして、ムスメの体重増加不良がなければ、初乳についてもあまり意識しなかったかもしれません。ですが、ムスメの出産後の入院時に色々と助産師さんから伺うと、それは、それは、すばらしい飲み物でした。


家族の健康と幸せのために、そして、食好きの私自身のために食材探しや料理をする日々です。そんな中で、ムスメやムスコの長い一生の内の数年、私のカラダを通じて、彼らに心と体の栄養を与えさせてもらえるのは、貴重な期間だと思います。

そして、授乳は、私にも、自分の食生活や健康を振り返るのに良いきっかけを与えてくれました。不摂生な生活をしていた私にそんなきっかけをくれた、コドモたちは、やはり天使なのではないかと思うのです。


日々の暮らしにwonderを!

ことり

゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜
にほんブログ村(ムスメ&ムスコバナー)と人気ブログランキング(おむつに埋もれるムスコバナー)のランキングに子育て・乳児・布おむつのカテゴリで参加しています。

下のイラストを1日1回クリックして応援いただけると上位に表示され、より多くの方に読んで頂ける機会が増えるためうれしいです。

クリック後、ブログ村やブログランキングそれぞれのリンクにとびます。ブログ村内の一覧のことりのページをクリック頂くか、ブラウザの“戻る”ボタンで記事をお楽しみください。

ふたつのバナー、クリックいただくのお手数と思います。そんな中、両方でクリックいただけると、人の目に触れる機会が増え、とてもうれしいです。ありがとうございます!
゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜

にほんブログ村 子育てブログ 布おむつ育児へ


Continue reading

Instagram