以心伝心☆排泄サイン!~濡れたおむつとコミュニケーション~

コドモの感情に敏感になったり、言いたいことを理解することって大切で、いきなりできるものではない。親が、コドモの一番の理解者であって、味方(それも、いつか、巣立つものですが、)であるのって、必要なお世話が授乳と排泄のみの時期から、赤ちゃんをじーっとみて、言葉のないおしゃべりをいっぱいしてきたからだと思うのです。(もっと言うと、お腹の中で育てているときからスタートしているのですが。)

赤ちゃんのお世話は、レベルがどんどん変わっていきます。産院での入院時は、授乳と排泄とお着替えぐらい、退院後は沐浴が追加されて、気候を見ながらお散歩もして、体調を崩せば病院にいくかもしれないし、直に離乳食が始まってくる。その中でも、授乳と排泄のみの時期のコミュニケーションは生きていくのに欠かせない、でも言葉は使わないという、一番動物的なコミュニケーションだと思います。そこを大切に濃密にすることで、以降もコドモと向き合いやすくなるのではないかなと感じています。

って、コドモはこっちが思うほど、お尻が濡れていようが濡れていまいが、気にしてないかもしれないですけどね。彼ら、たくましいですから。

それでは、前回の”排泄前のサイン”に続き、”排泄後のサイン”と”排泄物からのサイン”について書きたいと思います。
前回記事:

本日も、あくまでも、わが家の一例です。かなり個人差あると思います。大げさですが、排泄にも各家族のドラマがあり、それを楽しむのも流してしまうのも(トイレだけに)、家族次第です。




排泄に関する記載をさせていただきますので、『えーーっ?!』と思われる方はお戻りください。


排泄後のサイン:

排泄後、不快のために泣くと言われていますが、泣く原因は排泄以外もたくさんあります。さらに、不快が感じられると言われる布おむつでも、遊ぶのが楽しくなる時期や、やけに落ち着いた性格だったりすると、あまり激しく泣いて伝えてはこないということもあります。なので、今回は、ムスメとムスコが”泣く”以外に、排泄にどのように気づいていたかを挙げてみたいと思います。

✔ とにかく臭いで察知
布おむつは臭いダダ漏れ。特に、うんうんは、近くにいればすぐにわかる臭い。
ただし、ご飯時は注意(ネタです。)!わが家では、炊きたてのご飯をあけた瞬間や、ちょっといいお酢を使って料理をしている最中に、何度か、夫&ムスメが『ムスコ、うんうんしたよー』と誤報を流してくることがありました。いや、おいしい飯を作ったんですが、うんうんと間違えましたか。。。と、なんだか残念な気持ちになることが数回。乳酸菌の成せる術なのでしょうか。

✔ 動きが止まる&静かになる
漏れを防ぐためか、排泄の事実を隠すためか、なぜか動かないことがありました。
”泣く”がサインどころか、一見ご機嫌いい子ちゃんのときほど、排泄後だったりしました。

(泣いている場合)
✔ 抱っこすると(=お尻が布団や床から浮くと)泣き止む。
ムスコが泣くと、とにかく空腹と勘違いする私に、直近赤ちゃんだったムスメが伝授した秘技です。ムスメ曰く、『お尻が少しでも、汚れたおむつから離れると気持ち悪くなくなるから泣きやむ』のだそうです。経験者は語る。
新生児のときは、これがかなりの率で正解を叩きだしました。

✔ おまたのあたりが固くなる
布おむつならではのサインです。濡れていないときは、触ってもふかふかふわふわと、布で軽い感触です。それが、濡れると重くてごつごつした四角いものを触るような感触に変わります。(うんうんのみのときは、以外にそのままふかふかふわふわの感触だったりするので注意が必要です。)
洋服の上から触っても、わかるくらいですから、直接お尻に触れている赤ちゃんは、乾いているときと、濡れているときの感触の違いは大きいのでしょう。


排泄物からのサイン:

赤ちゃんはしゃべらないので、私は『大丈夫??』『どうしたんだろう。。。』と一人でぐるぐる考えてしまうようなお母さんです。それでも、しーしーやうんうんを見ると分かることがあるのは、赤ちゃんからのサインだと思っています。赤ちゃんが、『大丈夫だよー。』『なんだか体調わるいから温かくして。』とか言っているとか、いないとか。。。サインについて、ちょっと熱く語ります。

✔ 授乳量 = しーしーの回数

新生児の時は、飲む量も少なく吐きもどしもする。『飲むのも飲ませるのも練習!みたいなところもあり自信もない。さらに産後すぐは体重も減ったりするので、謎の『母乳不足感』に悩まされる方もいるのではないでしょうか?

私もそうでした。ムスメの時は、予定日一週間前に少し小さく生まれてきたこともあり、『あー、●●ccも飲めなかったー。』と焦りのような気持ちになったことが多かったです。

でも、ある助産婦さんから言われた『赤ちゃんの様子を見て!肌つや良く元気よくしてるから大丈夫!』という言葉が目から鱗でした。【様子を見て】という基本を習慣づけることで、お世話の軸ができました。【排泄の量や回数】も【目で見える様子】のひとつです。しっかり出ているということは、しっかり飲んでいるということです。

ただ、夜間授乳が減れば、夜の排泄も減りますし、夏に汗で水分が出てしまえばしーしーが全く出ず焦ることもあります。

※もちろん、数値や量で心配なことがあれば、とっとと、先生に相談して、悩みは少なくした方が精神衛生上健やかに過ごせると思います。赤ちゃんの安全第一です。

✔ 体調 = うんうんのゆるさ&タイミング

基本快便のわが子ふたりですが、ムスメは体調を崩すと治癒直前にお腹がユルくなる傾向がありました。また、ムスコは、生後2ヶ月ごろに、便秘で5日に一度しかうんうんが出せない時期が3週間くらいありました。色々とコミュニケーションのすれ違いがあり頻回授乳の域を超える授乳をしていた時期でした。飲みすぎが却って便秘を引き起こしていたことを知った便秘でした。わが家の便秘解消方についてもまたいずれ。。。

ムスメは、なかなかリズムが読めなかったですが、ムスコは基本、毎朝同じような時間にうんうんが出ていました。ですが、鼻たれになったときは、リズムが崩れました。

うんうんの状態やタイミングの変化が、体調を知る指標のひとつになりました。

✔ 膀胱の成長度合い = 尿の量

段階的に、膀胱にためられる量が増えたな。。。と感じられる時期がありました。ムスメは2ヵ月頃から夜間起きなくなり、朝の排尿がかなりありました。その頃に成長を感じました。

ムスコは、おまるで、排尿の様子をみることもできました。『おまるに座ったし、ちょろっと出しておこうかなー』というときは、おまるのすみっこに溜まるくらい(見た目で20ccくらい)。朝は、力を入れて6回から8回力んで、100ccくらい出すこともあります。(3ヶ月くらい~8ヶ月)新生児の時の力みは多くて2・3回だったのを考えるとかなりの成長です。

✔ 腸の成長度合い = うんうんの状態

うんうんを洗い流す時間も、コミュニケーション(≒独り言)。洗い流すときに、量や、質(?)を見るのが習慣になりました。

後乳と呼ばれるデザート的な母乳に含まれる脂肪分が白いつぶつぶとひてうんうんにがっつり混ざっているのを最初に見たときは、どこか調子が悪いのかと驚愕しました。助産婦さんに、『最後まで満足に飲めてるんだね』と言われた後は、そんなうんうんを見ると、満腹飲めて、栄養も十分で安心できました。

それが、しばらくすると黄金色のトロッとした状態のものが出るようになりました。すると、今度は『しっかり消化できるだけ、腸が整ってきたんだね』とうれしくなりました。

さらに、ある日、形のあるうんうんが出ました。『さらに、成長したんだ!』と思っていたら、なんてことはなく、水分量がすくなく、便秘気味のうんうんになってしまっていたようでした。翌日には、いつもの液体状のものに戻っていました。

ムスメのときは、色々と私の考えもあり、母乳のみで過ごす期間を長くとっていました。そんなこともあり、離乳食が始まり、うんうんの色や質が変わったときは、『ムスメも自分で栄養をとるようになるまで成長したんだ』と感慨深く感じました。私にできることが一つ減った、ムスメがんばれ。。。と。


思春期になったら、わが家のコドモたちも、言葉はしゃべっても、言わないこと、気持ちが分からないことなんてたくさん出てくるんだろうな。そうなったら、きっと気持ちを酌むしかない。見守るしかない。

そんな日が来ても、乗り越えられるように、今はコミュニケーションの思い出をたくさん作ろうと思うのです。

日々の暮らしにwonderを!

ことり


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